安全圏から抜け出すことは成長の兆し

 

 

 

「あれはやりたくないな」

「あの人に会いたくないな」

なんてこと思ったことありませんか?

 

誰もがある経験だと思います。

人間、つらいことや苦しいことは逃げたくなる生き物なので仕方のないことだと思います。でも、いつかは嫌なことやつらいことに取り組まなければならない時が必ずあり、その度に毎回毎回逃げるわけにはいきません。むしろ、嫌なことやつらいことには積極的に取り組んだ方が良いのです。

ということで今回は、嫌なことや苦しいことに取り組めるようになるためのマインドセットをご紹介します。

 

 

嫌なことが積極的にできるようになるステップ

 

①嫌なことから逃げたくなるのは現状維持バイアスがあるということを理解する

人間には、現状維持バイアスという心理的欲求があります。これは、失敗への恐れや、現状の習慣を慣れ親しんでいることが原因で、安全圏(以下コンフォートゾーン)から抜け出したくないという無意識の欲求です。物事に対してやらない理由やできない理由を探すようになり、新たな挑戦を拒むようになります。苦しいことや、つらいことに挑戦したくないのは、この現状維持バイアスが働いている証拠。現状維持バイアスを理解することで、自分がそれを嫌がる本当の理由を詳細に知ることが出来ます。

 

 

②コンフォートゾーンの向こう側には自分の成長があることを意識する。

現状維持バイアスを理解したことによって、なぜ自分が嫌がっているのかということが理解出来たら、次はその先にある成長を意識します。コンフォートゾーンを超えた先に何があるのか、どんな世界が広がるか。自分の成長というのを想像するのです。そうすることによって、取り組む目的ができコンフォートゾーンを出ようという意欲が湧いてきます。

③少しだけ取り組んでみる。

自分の成長を想像出来たらあとはほんの少し取り組んでみるだけ。この時に「やる気が出たらやる」ではなく、「やり始めたらやる気が出る」と知っておきましょう。やる気が出て軌道に乗ったら、あとはゴールまで突っ走るだけ。

 

 

 

以上が、つらいことや苦しいことに取り組むまでのステップです。

もちろん、これらを行ったうえでそれでもやりたくないこともあると思います。その時はやらなくても私は良いと思っています。ただ、少しも触れずに逃げてしまうのは、自分が成長する機会を逃してしまっているのです。

逃げるにしても、やはり去り際はかっこいい方が良いと思います。だからこそ、一度は挑戦してみてそれでもだめなら潔く逃げる。その潔さを見出すことがすごく大切です。

 

ぜひ、コンフォートゾーンから抜け出したくないという思いが働いたときは、この記事を参考にしてみてください。