相手を傷つけない優しい伝え方
皆さん、こんにちは。
本日のテーマは『相手を傷つけない優しい伝え方』です。
人と接していく上で、「伝えにくいけど伝えなければならないこと」「相手が嫌がるであろうこと」などを伝えなければならない場面は必ずあると思います。
そういう場面になると、「これを言ったら相手はどう思うかな」とか、「関係が壊れないだろうか」など相手のことばかり考えすぎて、結局伝えずに終わってしまうみたいな経験がある人もいるのではないでしょうか?
私自身もあります。
本日は、そういった心優しい方の為のテーマです。
ぜひ、最後までお付き合いください。
それでは参りましょう。
まず、相手に言いにくいことを伝える時に大切なのは、一つです。
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自分の感情を伝えること
これをするだけで伝わり方は大きく変わります。
私の母が良く言っていた言葉で『言葉の受け取り方は受け取る側の感受性に委ねられる』という言葉があります。
まさに、皆さんが悩んでいることは相手の感受性の価値観が分からないということなのではないでしょうか?
その価値観は長い時間行動を共にして初めてわかることです。
それをわかろうとすること自体が無謀だということ。
では、どうしたらよいか。
答えは一つ
自分の価値観を先に伝えてしまう
その為の手段が
自分の感情を伝えること
なのです。
例えば
「〇〇してほしい」
と
「〇〇してくれたら嬉しい」
この2つの文章を見比べてみてどうでしょうか?
下の文章の方が、なんだか手伝いたくなってしまうような感じ方になりますよね。
これは、下の文は断ることも可能になるからなのです。
では、これを言いにくい文章にあてはめてみましょう。
「ちゃんとごみを分別してほしい」
と
「ちゃんとごみを分別してくれないから悲しい」
同じごみの分別をお願いしているだけなのに、なぜか下の方が相手を裏切ってしまっているように感じませんか?
これが、感情を伝える効果なのです。
この感情があるかないかというだけで、相手の言葉の捉え方は大きく変わり、最悪の場合、喧嘩になってしまうこともあります。それを避けるための、一番の手段は感情を付け加えること。
穏やかな人は自然とこの伝え方が出来ているのです。
しかしながら、必ずしもこの伝え方が良いわけではありません。
時として厳しく言うことも必要です。
その使い分けをしっかり覚えるトレーニングも必要になりますが、もし人に厳しく言いすぎてしまう人がいたら少しだけ優しく自分の感情を伝えてみてください。
きっと、上手くいくはずです。
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