『正論』は果たして正しいのだろうか?

 

 

こんにちは。

 

僕も早いことで26歳になりました。

26歳は仕事に慣れ始めて、部署またはチームの中で少しずつ発言力が増してくる年齢ではないでしょうか?

筆者自身も去年から、だいぶ発言に対する影響力が増してきて、伝えることや会話をする機会が増えています。

 

人と会話する機会が増えると新たな発見や出会いがあり楽しいことも多いです。しかしながら、必然的に口論や意見の食い違いが出てくることも覚えておかねばなりません。

 

口論や意見の食い違いが起こると、『自分の正しいと思うこと』を相手に押し付けがちです。相手を説得しようとすると、相手も説得されないようにしようとお互いのエネルギーを浪費し、その後に遺恨を斧す可能性すらあります。

 

本日は『正論』をテーマに意見を述べていきたいと思います。

 

『果たして正論は正しいのだろうか』

 

前提として筆者は口論の場では、正論は正しいとは思っていません。

その理由は三つあります。

 

 

  1. 相手も自分の正論を持っているから
  2. 気持ちが入らないことに人は動かないから
  3. 正論による説得は何も生まないから

 

 

例えば、あなたの中でAという答えが正しいと思っていたとしてます。

相手に伝えるためにAが正しい根拠や、理由、具体例を説明していくことでしょう。この説明に関しては、必要だと思います。

 

では、次に相手がBという答えに対して根拠や理由、具体例を話し始めた場合。

これはあなたにとっては、正論ではなく、違った意見になります。もちろん、ここで聞く耳を持って話を聞き、相手の思いを理解できれば口論は起こりません。

 

しかし、人間は自分の意見と違った意見を受け入れがたい生き物なのです。

 

『異なる意見を攻撃対象にして、徹底的に否定する。』

 

それが、我々人間の悪いところなのです。

 

特に日本人は、大昔から村を作り村単位で行動してきた為、自分と異なる人間を攻撃する集団主義の考え方が根付いています。

 

だからこそ、お互いに正論を振りかざし、相手を徹底的に攻撃しようとしてしまう。

仮に、その正論でどちらかが説得できたとして、果たしてされた側は快く動いてくれるでしょか?

 

かの有名なカーネギーも下記の著書で『人を動かす三原則』をこう残しています。

  1. 相手を批判しない
  2. 素直で誠実な評価を与える
  3. 強い欲求を起こさせる

 

 

つまり、多くのビジネスマンが参考にするこの著の中ですら、人の気持ちを尊重するようにと記されています。

 

つまりこれは、

『正論を振りかざしても相手は動かない』

ということなのではないでしょうか?

 

人間が、1人でできることには限界があります。

恋愛でも、仕事での、プライベートでも、誰かと協力する、誰かに助けてもらう、今の時代はこれが不可欠だと筆者は確信しております。

 

もし、本ブログを読んでくださっている方々の中で、正論で相手を批判してしまう方がいるのなら、少しだけ立ち止まって考えて相手を受け入れる努力をして欲しいです。

 

以上、本日のブログでした。

 

それでは、次回でお会いしましょう!