会話が上手く続かない人におすすめの意識ポイント
皆さん、こんにちは!
本日のテーマは
『会話のラリーが上手い人が意識していること』
です!
結論から言いますと、誰かと会話をする上で意識するポイントは3つ。
- 日常の暮らしぶりに目を向ける
- 自分の人柄を開示する
- 人間関係
これらを意識するだけで会話のラリーは驚くくらいに続きます。
なぜなら、自分が相手を知りたいのと同じように相手も自分のことを知りたいと思っているからです。
特に、初対面または会って間もない人はお互いに警戒状態の殻に閉じこもっていて、会話を心地よく続けるためには、警戒の殻を破ることが必須になります。
その殻を破る手段として最初の3つのポイントを意識することが必要になるのです。
このポイントを意識することで、いち早く相手に自分の人柄を掴んでもらえ、そのあとの会話に広がりをもたらすことが出来ます。
よくある会話の内容から、具体例を見ていきましょう。
パターン1
自分:「今日は暑いですね」
相手:「そうですね」
自分:「でも、夜は寒いらしいですよ」
相手:「そうなんですか」
これは、会社の後輩の営業ロールプレイングを指導した際に実際に行った会話の内容になります。
これでは、相手のことも知れず、自分の開示も出来ておりません。
お互いの殻も破れず、警戒はむしろ強まっているような気もします。
次に、軽く助言をした後に会話を見てみましょう。
助言内容は、「自分の平凡な日常を相手がイメージできるように会話してみる」です。
パターン2
自分:「今日は暑いですね。僕、暑いのが苦手で夜の寝つきが悪くなっちゃうんですよね。だから、家にいるときはスライムみたいになまけちゃうんです。」
相手:「そうなんですね、私は寒い方が苦手で、朝起きるのに苦労します。」
自分:「寒いのが苦手なんですか!?僕の家族が寒いがダメで、みんな寝起きは不機嫌ですよ。僕は元気なのですが。」
相手:「うちの家族のみんな不機嫌ですね」
どうですか?
会話が広がっていると思いませんか?
このロールプレイングの後に、後輩に意識したポイントを聞いてみたら、自分が最近感じた困りごとを話したようです。
このパターンはまさに、自分の日常の中から自己開示をして、相手の人格や行動習慣を引き出している典型的な例になります。
さらに、深堀して最初の3つのポイントにあてはめてみましょう
①日常の生活に目を向ける
- 自分は暑い日の夜は寝つきが悪い
- 相手は寒い日の朝は寝起きが悪い
②自分の人柄を話す
- 自分は暑いとなまけてしまう
③人間関係
- 自分の家族はみんな寒いのが苦手で寝起きが不機嫌
- 相手の家族も寒いのが苦手で寝起きが不機嫌
たった4回のラリーなのにこれだけの情報が詰まっています。
あとは、ここから話題をピックアップして話を広げることが出来れば、初対面だろうと信頼関係が出来上がること間違いなしです。
勿論、これが全てではありません。
相手に合わせて相手が喜ぶ会話を引き出す技術も必要です。
(これについては別のブログで後日解説いたします)
ただ、会話が続かない人が意識すべきファーストステップにはなります。
大事なポイントなのでもう一度説明します。
会話を続けるうえで大切なポイントは
- 日常の暮らしぶりに目を向ける
- 自分の人柄を開示する
- 人間関係
この3つです。
ぜひとも今日から意識して、会話が上手い人へ一歩を踏み出しましょう!
それでは、また次のテーマで!